開智日本橋学園 学校運営ブログ

東京都中央区にある中高一貫校です。学校の様子や探究授業などを紹介していきます。

同窓会

今日は、本校の前身である日本橋女学館の同窓会と懇親会が開かれました。

懇親会では、春風亭一之輔師匠、一蔵師匠をお招きし、落語を披露していただきました。


昨日は米国務省の高官が来校してくださっています。

地域に根付いた歴史や伝統も、世界に目を向けた広い視野も、どちらも大切にできる学校作りをこれからも続けていきたいです。


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Chrome Book導入のための説明会

本校では、授業や探究活動でのICT活用を進めようとしています。

すでにIBコースでは導入しており、実践も蓄積されつつあります。

今年度からはさらに対象を広げ、高1生全員に持たせるようにしていきたいと考えています。

今日はそのための説明会です。

授業担当者より、Google Drive やClassroom を使った活用例が示され、

担当業者から本校が採用しているChrome Bookについての説明がありました。


探究的な授業がより効率的に行えるよう、今後もさらに活用方法を研究していきたいです。


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TOK勉強会

中間テスト期間、生徒は午前中で下校しています。

そのタイミングで、先生たち自身の学びの時間を設けています。今回は「TOK勉強会」が開かれました。


TOKとは、国際バカロレアDP(ディプロマプログラム)の中心となる科目「知の理論(Theory of Knowledge )」の略称です。

この科目では、特定の教科を教えるのではなく、様々な教科の知識や考え方を行き来しながら、「知」そのものについての理解を深めていきます。


これからDPを始めるにあたり、先生たちも知らなければならないこと、学ぶことごたくさんあります。今回はその一環として、TOKとは何か、どんなことをやるのか、という勉強会なのです。


ファシリテーターから出された最初の問いは、

「そもそも知識って何ですか」


いきなりの難問にみんな頭を抱えます。

絶対的な正解があるわけではありません。

参加した先生が、それぞれの考えで少しずつ述べていきます。そして他の人の考えに触発されて、少しずつ理解が深まっていきます。


知識を覚えるだけの勉強ではない、これからの学びのあり方を、みんなで体験していきます。


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教科会(理科)

毎週木曜日に、理科の教員で会議をする時間を設けています。



4月からは、今年度の理科での目標や、

補習をどのようにやっていくのかを決めたり、

各教員が探究授業をどのように実践しているのかを共有しています。



先週の会議では、中2と中1の探究授業の例が示され、

どのような効果があったのかや、

どのような課題があるのかが話されました。

その上で、教員同士で議論をしました。

生徒主体の体育祭

5月の職員会議、議題の中心は来月に行われる体育祭についてでした。

生徒はすでに実行委員を組織して、体育祭担当の先生と共に動いていますが、

本日、全員の先生の分担が発表されました。

 

当日の役割ごとにグループになり、そこで話し合ったことは、

「どう体育祭を運営していくか」ではなく、

「生徒が自分たちで体育祭を運営していくために、教員はどのようなサポートをするか」。

 

細かい違いですが、教員主導の行事になってしまわないよう、先生自身が問いの立て方を意識する必要があります。

ボランティアをどう促すか

国産バカロレアのカリキュラムには、その要件としてボランティア活動が明確に規定されています。

学年によってサービス&アクションとか、CAS(キャス)とか、呼び方は違いますが、生徒は一定時間、校内外で奉仕活動をすることが求められます。

生徒の様子をみていると、

はじめは課題としてやらなきゃいけない、という意識だったものが、

やってみたことでだんだん興味がわいてきて、自主的になっていくケースがたくさんあります。

朝礼で、異学年でグループを組んで、先輩が後輩に、今までやってきたボランティアについて話をします。


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