開智日本橋学園 学校運営ブログ

東京都中央区にある中高一貫校です。学校の様子や探究授業などを紹介していきます。

概念を授業づくりに活かす

今日の職員研修では「概念」と「探究の問い」がテーマでした。

IBには「指導の方法」というものがあり、IB教師はそれを守ることが求められます。

 

その中には、

探究を授業の中心にするとか、

生徒の概念的な理解を促す、

というものがあります。

 

「概念」とは、変化・関係性・コミュニケーション…といった抽象化されたキーワードです。

IBではこれらのキーワードを用いて授業をつくり、

今までに学んだことをこれから学ぶことを結びつけたり、

他教科との連携をとりやすくするのです。

 

 

この「概念」という考え方は、これまでの一般的な授業づくりではほとんど用いられてきませんでした。

そのため、なかなかどう扱っていいのか悩ましい。

まだまだ学んでいかなければなりません。

サービス&アクション

最近のIB朝礼では、生徒によるサービス&アクションの報告会が行われています。


サービス&アクションとは、MYPの要件で、校内や校外で一定時間奉仕活動を行う、というものです。


先日は、近所のタイ料理屋のメニューをデザインしたプロジェクトについて、

今日は、日中青年会議に参加した経験について、

代表生徒がスピーチをしてくれました。


保護者有志で哲学対話

本日、保護者有志による哲学対話が行われました。


以前保護者会の企画で行ったところ好評だったため、今後できれば定期的に実施していきたい、というご意見をいただいていました。

そこで、有志企画でやってみることにし、今日はその1回目です。


どれくらい集まるのか未知数でしたが、保護者、教員、そして中学生からの参加もあり、十人程度のちょうどよい規模になりました。


テーマは「教育」、みんなで問い出しをするところからスタート。


13時半から16時まで、という初回にしては気合の入ったスケジュールでしたが、やはりやってみるとあっという間ですね。

親子の気持ちのギャップ、

子供にどこまで任せるか、

学校の勉強と効率化、

主体性、自主性、

探究活動のあり方…

いろんな話題が出て、充実した対話になりました。

哲学対話担当の土屋先生も「初回としては理想的でしたね」という感想を話してくれました。


次回は2月の予定です!


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社会とつながる文化祭

今回、文化祭1日目を終えての感想は、外に開かれた企画が多くなった、ということでした。

本校ではもともと総合学習で探究活動を行っており、探究発表会は文化祭での重要企画でした。

今年はそれに加えて、

SDGSに関する企画、

災害時行動を啓発するゲームや動画、

性的マイノリティについての展示、

フードドライブという貧困問題を支援する活動、

パーソナル・プロジェクトの発表会、

など、

いま世の中で問題になっていることに関わる企画が目立ちました。

クラスや団体で決めたテーマについて、彼らが調べ、考え、どうやったら伝わるかを工夫した跡が見られました。


もちろん、お化け屋敷やカジノなどのお楽しみ企画もあります。演劇でコメディーをやって観客を笑わせたり、みんなでダンスを踊ったり、盛り上がる企画もたくさんあります。

それらは、他に社会性のあるイベントと共存するからより良くなるのだと思いました。


なぜそれが出来てきたのか。それは普段の授業からそういう課題を扱ってきたからに他なりません。

またIBコースでは、サービス&アクションとして一定時間ボランティアを行うという課題もあります。

そういった経験が文化祭の企画でも活かされてきたのだろうと思います。


明日は台風が心配されますが、2日目です!


IB説明会

保護者/生徒を対象としたIB説明会が行われました。

ゲスト講演者に、グルー・バンクロフト基金足立淳一郎氏をお招きし、

海外の大学に進学するという選択肢や、奨学金のことなどについて、参考になるお話をいただきました。

その後、本校のIBについての取り組みを各担当者からご説明いたしました。

IBに関する様々なことついては、なかなか理解するまでに時間がかかります。

生徒自身が納得し、仕組みを活用して積極的に学んでいけるように、また、保護者の方がご不安を感じることのないように、

学校としては様々な機会を用意していきたいと思っています。

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夏休み最後の教員研修

8月最終日、本校ではICT研修を行いました。

ゴールは「ICTについて詳しくなり、2学期の授業に還元しよう!」です。


Google form」「Quizlet」「ICTポリシー」の三つのグループを巡りながら、教職員全員が理解を深めていきます。

ICTについては、すでに授業で十分活用している先生もいれば、まだほとんど授業で使ったことがない、という先生までまちまちです。

慣れている先生と、そうでない先生でグループを組みながら、お互いに学び合います。


とくに「ポリシー」の講座では、実際に起こりうる様々なシチュエーションに対して、教職員はどのように対応すべきか、

ロールプレイを交えてみなで考えました。


ICTの活用、そしてルールについてはまだまだ議論すべきことが多いのですが、

2学期から学年によって本格的にChromebookが導入されます。

子どもたちと、より効果的な使い方を模索していきます。


体験授業「哲学対話」

先日の体験授業で行われた、「哲学対話」の授業を紹介します。

「哲学対話」とは、ふだんなかなか考えることのない哲学的な疑問について、みんなで対話しながらゆっくり考えてみよう、という活動で、本校では道徳の時間に取り入れています。

 

今回は、最近発売されたばかりの「まいにち哲学カレンダー」を使って、参加してくれた小学生に授業をしてみました!

 

テーマは26日の「「ふつう」って、なんだろう?」にしました。

 

最初は哲学対話って何?という説明をして、次にアイスブレイクゲーム(バースデーライン)。

 

導入は、カレンダーのイラストをプロジェクターで投影して「このなかで「ふつうじゃない」と思うものはどれですか?」と聞いてみました。

みんな次々に手を挙げて「これはふつうじゃない」とか、そう思う理由を言ってくれましたが、ある子から「ふつうかどうかは本人が決めるから、全部ふつうだと思う」っていう発言があり、いきなりみんなで「うーん」となる展開に。

 

本題に入ってからも、

「ふつうって、なんだろう?」

「ふつうとふつうじゃないの境目はどこにある?」

「ふつうって自分が決める?  他人が決める?」

「常識ってなんだろう?」

と、どんどん話が広がり、つながっていきました。

 

ほぼ全員が哲学対話は初めて、ということでしたが、自分から積極的に発言してくれる子がたくさんいて、またみんなの聞く態度が良くて、どの回でも充実した対話ができました。

 

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